秋田市文化創造館で2021年に開催された展覧会「200年をたがやす」。「200年」という幅で、過去に、そして未来へと、様々な旅路であきたを探る展覧会。
5つの分野に分かれた本展覧会で、尾花は生活・産業部門のキュレーターを担当し、その中であきたの様々な生活・産業にまつわる記録を集積していくプロジェクト「あきた400ねんリサーチセンター」を立ち上げた。過去と未来に200年ずつさかのぼって様々なリサーチを展開するセンター長に扮し、来館者ともコミュニケーションを取って、会期中も常につくり続けて場所を変化させていった。今では見かけなくなった民具、あきたの今・昔がわかる資料、各家庭にある“重要なもの”などを収集・展示するだけでなく、センター長としての活動記録も日々更新し、充実させていった。